株式会社 大包 DAIHO CORPORATION

スタッフインタビュー

関西でソフトボールをしていた私が先代の一声で、長野に来て、早20年。

実家は滋賀県、関西生まれで関西育ちの私。特に長野県とは縁もゆかりもありませんでしたが、信州の会社である大包に勤めるようになったきっかけは先代の社長がいたからです。私は地元である関西を拠点に、ずっとソフトボールの選手として活動を続けていました。でも、潮時を感じて引退を決めました。そのことをソフトボールの指導者もされていた先代社長に伝えたところ、「辞めるのだったら、ウチの会社に入ったらどうだ?」と声を掛けていただいたのです。それが今から20年以上前の平成4年のこと。あの時のお声掛けがきっかけとなり、今日までずっと続いているのですがら人間の縁って面白いものですね(笑)。

それまで長野県に来たことといえば、ソフトボールの大会で上山田温泉を訪ねたことがあるくらい。来た当初は、正直「田舎だなあ」と感じたこともありましたが、自然も豊かで良い場所ですね。のんびりしているのも気に入っていて、今では住みやすいところだと感じています。

馬場純子02

関西に帰省した際に、実家の近くにあるスーパーで自分の担当したパッケージをみると嬉しくなります。

会社での所属は製造部。そこで印刷機のオペレートやラベルの型抜き加工を担当しています。入社以来ずっと同じ所属で、今では係長をやらせていただいてます。責任も大きいですし、仕事ですから楽なことばかりではありませんが、やりがいを感じる部分も多く充実しています。例えば、後進の育成。私が受け持つ仕事場では若手の後輩として3人の男性が働いているので、これからは積極的に彼らに仕事を回していきたいと思っています。ただ、頭ではそう分かっていても、ついつい自分でやってしまうんですよね…その方が人に頼むよりも早いので(笑)。でも、意識して仕事を頼むようにしていると、いつの間にかみんなちゃんと出来るようになっているんです。そんな風に成長を肌で感じられるのが私にとっての喜びですね。

関西に帰省した時、実家の近くにあるスーパーに立ち寄ることもあります。そんな店内で、私がパッケージの製造を担当した商品が棚に並んでいるのを見ると嬉しくなりますね。以前、旅行で訪れた宮崎でも商品を目にする機会があって「こんな所にもあるんだ!?」と驚いた覚えがあります。自分が担当した商品が、日本のいろいろな場所にあるんだなあ…そう思うと、ちょっと照れくさいけれど誇らしくもありますね。

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